歌を感じて音痴
歌は嫌いでもないし好きでもなかった。
でも、小さい頃から音痴音痴言われていたので、人前で歌うことは嫌いだった。
小学2年生のある日、朝のお歌の時間で1番大きい声を出した人を讃えようみたいな儀式があった。
私はみんなに讃えてほしかったし、目立ちたかったので一番大きな声を出した。
周りがざわめいた気がした
当時小学2年生の私には、それがショックだった。
それからか朝のお歌の時間は口パクをするようになった。
KーPOPにはまったり、ボカロにはまったり、
邦ロックにはまったり。。
色んな歌好きになったけど、どれも上手く歌えなかった。
また、あの時のように人前で大きな声で歌ってみたい。克服したい。密かにそう思ってたのだと思う。
だから、わたしはうたう。うたう。うたう。
いつか友達とカラオケでも行けるようになったらいいな。
♪おわり♪
学校に行きたくない子/15歳
学校に行きたくない気持ちも行きたい気持ちも自由だ。
行きたくない行きたくない。何かひとつは理由があるだろう。
でも、理由は学校に行きたくない言い訳にしか聞こえなくて、結局、理由は「なし」にたどり着く。
そうして、理由がないなら学校行きなさいと言われる。
こうした悪循環の中で私は生きている。
両親と「高校は卒業するのは絶対」という約束をしたらしい。私は1番それが大事な約束なのに、忘れてた。
私はそれをこの間、破ろうとした。口だけで、簡単な気持ちで。
私は、地と夢の間をさまよってる。フワフワしてて、調子がいい。
でも最近は、底に居る。どん底だ。
どん底から誰かが助けてくれると甘ったれたことを思っている。
そりゃやばい!
自分で変えなきゃ何がある!
もう、私にはこりごりだ。
ちょっと話がズレちゃったね
もしかしたら、学校が嫌いなんじゃなくて、学校(あの空間)の中にいる自分が嫌いなのかもしれないと思った。
私の事だから、。この説↑はあっているのかもしれない。。。呆れる。
じゃあどうしたら!解決方法!!!
\チャッチャッラーン/
まあ、えっと、学校にいる自分を好きになるしかないよね。。
学校にいる自分はエモくて最高です!的な。。
①自分を認めてあげる。
②かわいい服着て学校行く。
③派手派手
④ご褒美を与え続ける。
⑤病気を自覚して、治す
学校の中にいる自分が嫌い←この説が間違っていたとしても、私にできることは、これぐらいだ。
両親をこれ以上裏切りたくないし、裏切られたとも言われたくない。
でも、ひとつだけ言わせて、学校に行きたくないだけの私を責めないで、学校に行こうと思っている私を褒めてあげてよ。
そうじゃないとほんとに寂しい。
♪おわり♪
2時間の逃避行
うざいうざすぎる。もうこの家に居れない。と思った瞬間、私は、気だるさなんか忘れて、家を飛び出した。
久しぶりに乗った自転車は気持ちが良くて、私をいい所に連れて行ってくれそうな気がした。
走ったとにかく走った。
でも、
私は気づいてしまった。薬飲むのを忘れたことを。
毎日、12時に飲む薬を忘れてしまった、
あーもう遅い。戻れない。
とりあえず、近くのお店で休憩することにした。
お店に着いた
自転車に降りた瞬間グラッときた。これはやばいぞ。
グラッとしながら、私は飲み物を注文した。
ファンタグレープだ。
注文は無事に頼めたが、グラグラするぞ。
これ、やばいかもしれない。立っているのもきつい。
死ぬかも。。
ファンタグレープを片手に私の意識はグラグラ。
ゴンッッッ
お店の角におでこをぶつけた。
痛っっいー
そして、私はそれから記憶が無い。気がついたら、家に居た。おでこは微かに腫れていて、
ズキズキ痛む。
♪終わり♪
自分の思春期
夏が過ぎて秋が来た。雨がすごくて、よく分からない、言葉にできない気持ちになる。
映画をみた。「ひらいて」という映画。
山田杏奈ちゃん目当てで見た映画だけど、
雨の日にぴったりで、少し刺激的な映画だった。
主人公と私が重なる。思春期の複雑な感情。
私は思春期って言われるのが凄く嫌だった。
どこか馬鹿にされてるようで、見下されているようで。
友達に「思春期かよ。」と言われた時は、怒って逃げ出したこともある。
だから、「思春期」って言葉をあまり簡単に使うべきではないと思う。
成長することが気持ち悪く感じて、大人になるのも気持ち悪くて。どんどんどんどん、子供から離れていく。まだ子供のままでいたい。それだけの感情って思うかもしれないが、それは違う。
この感情はこの時しか味わえない貴重な感情だと思う。だから大切にしたい。
だから、あまり、自分の意味わからない行動に理由をつけないで、あまり、自分を責めないで、逆に自分を褒めて欲しいな。
♪おわり♪
あの娘の髪の毛
好きだったあの子
私と同い年のあの子
同じ部活だったあの子
髪の毛が腰まであるあの子
でも、5組に好きな人がいたあの子
私は2組
2組
もう忘れたかと思えば、たまに頭に出てくるあの子
頭の中引っ掻き回して、それを阻止する
もうやめよう辞めよう
あの子と同じ長さにしたくて髪の毛を腰まで伸ばそうとした。結局伸ばせなかった
5月にばっさりと切った
あの子の髪の毛を1本抜いとけばよかった
♪おわり♪
潰した見た目
小さい時、カマキリを潰したことがある。
手触りが気持ち悪くて泣いた。
どっちが悪いかわかってるのに泣いた。
潰れた見た目は醜くて、生まれると死ぬという感触を少し掴めた気がした。
その後、誰にも言っちゃダメな気がして誰にも言わず黙り込んだ
潰れたカマキリはどんな人生だったんだろう。
スーパーへ買い物に行く途中に私に潰されちゃったのかな。
子供がいるのかな。
カマキリは潰された。私は潰されない。
こんな不公平な世の中でいいのだろうか
--この話はフィクションです--
♪おわり♪
子ども嫌い
子どものぎゃー!と、きー!と、がー!っていう声が嫌いだ
とても耳に響く
そして、
無邪気さが鼻につく
なんでそんな純粋なんだろう
なんでこんな何も知らないんだろう。
当たり前だ。これから知っていくんだから。
そう、当たり前だとわかっていても、すごくイラつく。ムカつく。
でも、子どももそんな鈍感ではない。
イラッとされたらわかるんだ。
子どもとの人間関係は難しい
子どもをちゃんと人間として扱ってあげること。
子どもを子どもと見ないこと。
私はまだ、子どもを子どもとして見ている。まだ、1人の人間として見ることが出来ない。
まあ、15歳の私が言った所でって言う話なんだけど。私も子ども。
♪おわり♪