共感性羞恥
皮が剥けた指に絆創膏を貼った。
絆創膏は肌の色と同色しなくて、違和感しかない。けれど、その違和感を愛すという手もあるのだ。
最近、共感性羞恥という言葉をよく耳にするようになった。
共感性。羞恥。バラバラにしても、嫌な言葉だ。捉え方によっては悪口になるのだから。
そんな共感性羞恥を嫌がっている私だけど、
私の作品は共感性羞恥が詰まっていることに気づいた。
私の作品は、アフレコが入っているところある。それが共感性羞恥を呼び寄せているのだ!!ガーン!
最初は自分の声が気持ち悪くて。気持ち悪くて。ゲロの中に牛乳を混ぜたようなそんな感じがした。
でも、だんだんと録音していくうちに自分の声に慣れることが出来た。
しかし、慣れとは恐ろしいもので周りが見えなくなるのだ。私は共感性羞恥を感じていないけど、見ている側からしたらゾワゾワする。
そのギャップが苦しい。
どうすればいいのか。
そんなに共感性羞恥は悪いものなのか。
アフレコをしなければいいのか。
わからない。
けれど。。。
私が共感性羞恥を仲間にするしかない。
共感性羞恥を味方につけて、作品をよりよくするしかないのでは無いのか。ゾワゾワする作品もお化け屋敷みたいでいいかもしれない。
そう思った。
自分次第でどうにかなるものはやっちゃうしかない!!共感性羞恥を味方につけて!!!!!
♪おわり♪