2時間の逃避行
うざいうざすぎる。もうこの家に居れない。と思った瞬間、私は、気だるさなんか忘れて、家を飛び出した。
久しぶりに乗った自転車は気持ちが良くて、私をいい所に連れて行ってくれそうな気がした。
走ったとにかく走った。
でも、
私は気づいてしまった。薬飲むのを忘れたことを。
毎日、12時に飲む薬を忘れてしまった、
あーもう遅い。戻れない。
とりあえず、近くのお店で休憩することにした。
お店に着いた
自転車に降りた瞬間グラッときた。これはやばいぞ。
グラッとしながら、私は飲み物を注文した。
ファンタグレープだ。
注文は無事に頼めたが、グラグラするぞ。
これ、やばいかもしれない。立っているのもきつい。
死ぬかも。。
ファンタグレープを片手に私の意識はグラグラ。
ゴンッッッ
お店の角におでこをぶつけた。
痛っっいー
そして、私はそれから記憶が無い。気がついたら、家に居た。おでこは微かに腫れていて、
ズキズキ痛む。
♪終わり♪